Q. 焚火(直火)で使用可能か。
A. ガイドブックなどにも記載している通り、焚火での使用は可能です。しかしながら、強火・油を敷いていない・水気の少ない食材の調理によって空焚きに近い状態が続いてしまうなどの条件が重なると、耐熱温度を超えてしまい加工が劣化してしまう可能性が高いです。
耐熱温度や耐久性は向上しておりますが、焚火での使用は火力を調整できないため使用する際は十分にご注意ください。
※注意点を踏まえた上で焚火によって故意に加工を破損させてしまうと、場合によっては保証をお受けできない場合がございます。
※加工を長持ちさせるためにも、固形燃料・アルコールストーブ・ガス缶の使用を推奨しております。
Q. 加熱後、すぐに水に浸ける・洗ってもよいか。
A. 試験機関による試験を行った上で異常は見られませんでしたが、ノンスティック加工を長持ちさせるためにも、冷めるのを待ってから水に浸ける・洗うことを推奨します。
※試験機関によるJIS規格に基づく 「熱衝撃試験」において、200℃まで加熱した直後に水に浸けるといったことを繰り返しても異常は見られませんでした。
熱衝撃試験:試料の本体をガスコンロに置き、内容物を入れない状態で底面からはみ出さない火力で加熱し、内部の底面中央部が200℃に到達した時点で、水道流水中に1分間浸漬する。この操作を10回繰り返した後、試料のがたつき、剥がれなどの異状の有無を目視及び触感により調べる。
Q. 金属製の調理器具・ツールを使っても問題ないか。
A. 試験機関による試験を行った上で耐摩耗性は証明されましたが、ノンスティック加工を長持ちさせるためにも、樹脂製・シリコン製・プラスチック製などの柔らかい調理道具・ツールをお使いいただくことを推奨します。
※自社テストでも確認できるように、金属同士のこすれなど横の接触による耐久性は高いです。しかし、金属同士がぶつかるといった縦の接触があった際は加工の剥がれなどが発生しやすくなるため、ご注意ください。
※試験機関によるJIS規格に基づく 「塗膜の耐摩耗性試験」において、素地の露出などの異常は見られませんでした。
塗膜の耐摩耗性試験:試料の本体を耐摩耗性試験機に置き、ステンレス板を毎分40回の速度でストローク約50mmで3000回摺動させる。この操作を行った後、塗膜面の状態を目視によって観察し、アルミニウム素地の露出の有無を確認する。
Q. 空焚き(メスティンに何も入っていない状態での加熱)を行っても問題ないか。
A. 自社テストにおいて、空焚きで耐熱温度:350℃前後で10分間加熱し続けても異常は見られませんでした。 しかし、空焚きの状態が続くと耐熱温度:350℃を超える可能性があるため、避けてください。
※燻製時は、温度が上がりすぎないようご注意ください。
燻製の目安温度:50~120℃
Q. 他社製品のケイ素樹脂・シリコーン樹脂加工のメスティンに比べて耐熱温度が低い理由はなぜか。
A. 試験機関による試験・自社テストを行った上で、 ノンスティック加工に影響が見られなかった温度(見た目・焦げ付きにくさなどに変化が無かったか)を耐熱温度と定め、350℃としております。
※長時間空焚きするといった特別な加熱をしない限り、オリジナルレシピにあるような一般的な調理法(焼く・煮る・揚げる・燻すなど)では、基本的に耐熱温度:350℃を超えることはありません。
Q. IHクッキングヒーター、 電子レンジに対応しているか。
A. 対応しておりません。
Q. ノンスティック加工 メスティン2.0は、他社製メスティンにノンスティック加工を施しているものか。
A. 他社製メスティンへの加工ではなく、ThiOuThe LIFE オリジナルメスティンにノンスティック加工を施した製品です。
Q. 蓋にもノンスティック加工が施されているか。
A. 蓋も含めて、全面(内側・外側)にノンスティック加工が施されています。
Q. 蓋を開閉する際、蓋裏面のノンスティック加工に傷が付くか。
A. 試験機関による試験を行った上で耐摩耗性は証明されましたが、開閉を繰り返すうちに本体に掛かる蓋の四隅については傷が付いてしまう可能性はございます。
※不良ではなく蓋裏面に加工を施している仕様上、完全には避けられません。
※加工に使用しているケイ素樹脂・シリコーン樹脂は、食品衛生法の基準をクリアしております。ケイ素樹脂・シリコーン樹脂は、万が一口に入ってしまった場合でも、体に吸収されず体内をそのまま通過し排出されます。